QUEEN

【ネタバレ】アカデミー4冠!映画ボヘミアンラプソディをもっと楽しく観るために知っておきたい予備知識

クイーンが結成した頃にはすでに生まれていたじゅんです。

私が洋楽に目覚めたのが1970年頃。ちょうどクイーンが結成した頃ですね。

私にとってクイーンはフレディマーキュリーであって、フレディマーキュリーはクイーン。

バンドと言うより彼、フレディマーキュリーのソロから入ったクチです。

それで後から「あ、これクイーンの曲だったの⁈」と知った曲もたくさん。

私の記憶にあるフレディは短髪にヒゲでぴったりのタンクトップにスキニーパンツ。

映画の中でも「ビレッジピープルか?」と言われてたその頃です。

この映画ボヘミアンラプソディではクイーンの歴史を2時間ちょっとの映画に収めるのは無理がありますし、多少脚色したところもあるようですが、エンターテインメントとしては十分楽しめました。

特に後半のライブシーンは圧巻!まるで自分もイギリスのウェンブリースタジアムにいるかのような興奮!

そしてボヘミアンラプソディには一人の人間の愛、苦悩 と葛藤が描かれています。

音楽だけでなくストーリーもしっかりしているので、クイーンを知らない世代の方でもフレディの生き様に共感できると思います。

そしてクイーンと同じ世代を生きた人なら、その当時の自分と反映させて胸アツになること間違いなし!

ただし映画を観るまえにすこーしだけ予習をした方が楽しめます。

「え?あのシンガーがあのシーンでカメオ出演?」「この人ボヘミアンラプソディを再燃させたあの俳優だったの?」

事前に予習した私でも後から気づいたりしましたので。

※少しストーリーのネタバレもふくまれてますのでご注意ください。

ネタバレ必見!ボヘミアンラプソディをもっと楽しく観るために

ボヘミアンラプソディ 解説

世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。「ナイト ミュージアム」のラミ・マレックがフレディを熱演。「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガーがメガホンをとったものの完成前に降板するなど製作トラブルも伝えられたが、公開されると世界中で観客に受け入れられ、日本でも2018年公開映画でトップとなる興行収入100億円を突破。社会現象とも呼べる大ヒットとなった。第76回ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞(ドラマ部門)、最優秀男優賞(ドラマ部門)を受賞。

ボヘミアンラプソディが主演男優 / 編集 / 録音 / 音響編集の4部門を受賞し2019年のアカデミー賞最多受賞作品となりました!

映画 ボヘミアンラプソディ キャスト

フレディ・マーキュリー (リードボーカル) : ラミ・マレック

ちょっと前歯盛り過ぎてない?感はあるもののライブエイドではフレディが憑依したかのようなシンクロが見られます。

背中に板でも入ってるの?なフレディの姿勢の良さもまったく同じ。

追記

アカデミー主演男優賞獲得!おめでとうラミ!

ブライアン・メイ(ギター): グウィリム・リー

https://twitter.com/anydaynowjp/status/1099569571051130880?s=21

映画を観た後にブライアンの写真と見比べてもどっちが本物だかわからないくらい似ているグウィリム。

立ち姿勢、顔の傾け方、どこをとっても完コピ。

ロジャー・テイラー(ドラム): ベン・ハーディ

https://twitter.com/celeb247/status/1100633569574019072?s=21

ベンがオーディションを受けた時に一度もやったことのないドラムをできますと答え受かったのは有名なはなし。

その後、毎日10時間練習してあそこまでの完コピに至るわけですね。

最後のバンドエイドのコンサートで迫力ある彼のドラムは必見です。

実際のロジャーもイケメンで女性との噂も絶えなかったみたいですが、ベンにも思わず「惚れてしまうやろ」になります。

ジョン・ディーコン(ベース): ジョゼフ・マゼロ

https://twitter.com/anydaynowjp/status/1100739555278213127?s=21

ベースの腕より人柄を買われてメンバーに参加したとのエピソードがあるジョン。

演じるジョゼフがこれも瓜二つ。

メンバー全員の見た目も似てるので、楽に感情移入できたところもこの映画が成功した1つの要因ではないでしょうか。

上記の写真ですが彼はジュラシックパークに子役で出演していたのでその時のものですね。

 

メアリー・オースティン: ルーシー・ボイントン

フレディのガールフレンド。そして生涯の親友。

実生活でもルーシーとラミマレックとお付き合いが続いてるそうです。

https://twitter.com/extratv/status/1094348898561273856?s=21

 

ボヘミアンラプソディの舞台になるバンドエイドとは?

バンド・エイド (Band Aid) は、イギリスとアイルランドのロック・ポップス界のスーパースターが集まって結成されたチャリティー・プロジェクト。

バンドエイドの詳細はこちら>>>

映画の物語の中心にもなっている1985年に実際に行なわれたバンドエイド。

アフリカの飢餓の人達を救おうとはじまったチャリティコンサートです。

また参加したメンバーが超豪華!

クイーン、デビッドボウイ、ボーイジョージ、ボノ(U2)、スティング etc

もうですね、80年代にぶいぶい言わせたスーパースターが勢揃いの中、ブランクがあったQueenも急遽参加するわけです。

メンバー全員が練習不足で不安を抱えながら。

しかし、バンドエイド終了後のイギリスのメディアはこぞって

 

“Queen Steal the Show at Live aid!”

(クイーンがライブエイドで主役の座を奪う!

 

と伝えたそうです!

うんうん、ラスト20分のクイーンのステージシーンを見れば納得。

これでクイーンも復活か!と周囲は思ったことでしょうね。

しかしすでにフレディは…

映画ではこのライブエイドのステージを最後に闘病生活に入ります。

実際のライブ映像を見てもフレディ最後のステージはとてもパワフル。

またそこが泣けてくるんだな。

ボヘミアンラプソディ あの人も出演?ここは見逃すな!

故ダイアナ元皇太子妃

こちらは映画冒頭のライブエイドの回想シーン。

カメラがライブ会場に潜入していくときに一台のテレビ中継車が写し出されます。

そのモニター画面には着席しようとしているとチャールズ(あえて敬称なし)が。

もう始まってすぐのこの瞬間に1985年に戻りましたよ私。

あとで調べたらイギリスロンドンで開催されたライブエイドには故ダイアナ元皇太子妃とチャールズもほんとに来賓していたそうです。

その当時に使われたお二人の映像をはめ込んだだけですが、臨場感が増しますよね。

そんな故ダイアナ元皇太子妃とフレディにまつわる面白い話を見つけました。

クイーンのメンバーとはダイアナ妃がまだ嫁ぐ前から友人関係にあったといいます。そんなダイアナ妃とのエピソードで驚くのは、フレディ・マーキュリーがプリンセスになってからのダイアナ妃を変装させ、夜のクラブに連れ出したことがあるという話です

フレディがあの故ダイアナ元皇太子妃に変装させてロンドンの(ゲイ)クラブに連れ出していたなんて!

この話が真実ならば故ダイアナ元皇太子妃はその時の(ゲイ)クラブの楽しかったひと時を思い出しながら、フレディの歌に耳を傾けていたのかしら。

デビッドボウイ

こちらも冒頭のライブエイドの回想シーンで。

これから出演するシンガーに向けてメディアがインタビューを求めるごった返した場面で

「ボウイ!ボウイ!(カメラを見て!)

とデビッドボウイがまさにそこにいるかと思わせるシーンが。

もちろん見えませんがいるんですよすぐそこに!笑

1980年代の洋楽大好きな私にとってこれだけでも胸アツ。

アダムランバート

アメリカのTVショー「アメリカンアイドル」(アイドル発掘オーディション番組)で2009年に準優勝したアダムランバート。

私もリアルタイムで見ていて初戦オーディションからアダムの歌唱力に釘付けでした。

その後の勝ち抜き戦ではクイーンとKISS の歌を得意として上がって行きました。

その見事な歌唱力をブライアンとロジャーに買われクイーン+アダムランバートでヨーロッパ、ジャパンツアーも行われています。

彼の歌唱力は認めますが、個人的には決してフレディの代わりにはなれないと思ってるのですが…

そんなクイーンと由縁のある彼もカメオ出演。

アメリカのツアーの途中でガソリンスタンドで奥さんに電話をするフレディ。

フレディの横を通り過ぎる時、誘うように彼を見つめるトレックの運転手。

トイレへに入る彼を見つめるフレディ…

そのトラックの運転手がアダムランバートです。

変装してるので目を凝らして見ても彼だとわかりませんでしたが、事前に情報を得ていたので見逃しませんでしたよ!

そんなアダムも同性愛者なんですよね。

マイクマイヤーズ

マイクなんとかって誰?と思ったあなたも「オースティンパワーズ」の主人公でわかりますよね。

マイクが演じたのはEMIレコードの社長レイ・フォスター。

「ボヘミアン・ラプソディ」をシングルとして出したいクイーンのメンバーたちに曲が長すぎるなどと断固拒否する役どころ。

キャストにも名前がクレジットされてますが、事前に確認してても途中で彼か!と思うぐらい分かりません。

映画ではクイーンと対立する社長を演じるマイクですが実はクイーンの大ファン。

1992年に公開された彼の映画「ウエインズワールド」の冒頭シーンで「ボヘミアンラプソディ」が使われてます。

1975年にリリースされたボヘミアンラプソディ。

その時代にはまだ生まれていなかったアメリカのティーンエイジャー達がはじめて「ボヘミアン・ラプソディ」をこの「ウエインズワールド」で聴くんですね。

で、時代を超えてもクイーンの良さは伝わる訳で、そのあとビルボードベスト100で2位を記録!

アメリカでは最初にリリースされた時より売れたというね。

フレディは亡くなる前にこのシーンのサンプルを見て面白がっていたとのエピソードも残ってます。

映画ボヘミアンラプソディ サントラの一部

Bohemian Rhapsody


映画のタイトルにもなったこの曲。

ライブエイドでも歌われるのですが歌詞に

“Goodbye everybody. I’ve got to go(さようならみんな。もう行かなくちゃ)”

とあります。

そのあとに“君たちと別れて現実と向き合わなきゃ”と続くのですが、“さようならみんな”がHIVと分かったフレディがこのライブが最後だと思い別れを告げているようで涙涙です。

そのあと“僕なんて生まれて来なければよかったと思うことがある”など、この歌はフレディ自身のことを歌った歌だと思わせます。

ゲイであることでの家族、仲間、社会に対しての苦悩と不安。

まだこの頃は同性愛者に対して偏見も多く風当たりも強い時代でしたから。

映画を観た後この曲を聴くと胸アツになり涙するので自宅で聴くようにしています。笑

Radio Ga Ga

これはロジャーが作った曲です。レディガガの名前の由来になったのは有名ですね。

このビデオはライブエイドのビデオですがイントロでのフレディの腰つきがなんともセクシー。

もうこのビデオ見すぎて、ステージでリズムに合わせて軽快に踊るフレディの完コピができます。

Killer Queen

1975年の作品。とてもイケてるPV!

まだレコードの時代にこんなかっこいいPV作るクイーンはやはりただ者ではないですね。

“高級コールガールの歌だ”とフレディは言ってます。

キラークイーンとは“どんな男性でも射止めちゃう魅力的な女性”だそうです。

“フルシチョフとケネディの関係修復もできちゃう”と歌詞にありますが、この二人は米ソ冷戦時代の各国の指導者です。

歌詞にも時代が反映されてますね。

Don’t stop me now


この曲は海外ドラマのglee/グリーで繰り返し聴くうちに好きになった曲。

ボヘミアンラプソディの時と違ってフレディ男真っ盛りな感じが詩にも現れてますね。。

ロン毛時代と違って短髪にしてからは何か吹っ切れた顔してます。

特にヒゲを生やしてピッタピタのパンツをはき出したあたりからターボかかりましたね。

「今めっちゃ楽しんでるんだから止めないでね!」な楽しい曲で私も大好きです。

この曲のタイトル「don’t stop me now(僕を止めないでよ)」に引っ掛けたセリフのやり取りが映画の中にあるんです。

そのシーンは…実際に観て確かめてくださいね。

Under Pressur

1981年のデビッドボウイとの合作。ボウイがレッツダンスでブレイクしてる時です。

ビデオは中継でしょうか。

お互い忙しくてスケジュールが合わなかったのか、あえての別撮りなのか…

この曲の他にもボウイと作った曲がまだあるとのウワサが。聴いてみたいですね。

あと、1990年にアメリカのラッパー“バニラアイス”が「Ice Ice Baby」でこの曲をパクリましたね。

私もIce Ice Babyを聞いた時は、クイーンのサイドの許可を得てのカバーかと思ってたら、実は無許可だったんです。有名なはなしだったみたいですがパクリだったと最近知りました。笑

フレディもはじめてこの曲を聴いた時には戸惑ったそうです。

だって前奏のメロディがまんまアンダープレッシャーですから。

その後、裁判になりもちろんバニラアイスは敗訴。

いくら名曲でもパクリはダメね。

another one bites the dust


この曲はジョンが作ったものです。

アルバム「ザ・ゲーム」に入っているのですが、はじめこの曲を聴いたマイケルジャクソンが「シングルカットにしたら?」と勧めて大ヒット。

さすがマイケル。

https://twitter.com/queen_photobot/status/1101359966261108736?s=21

イントロのベースがその当時のソウル、ファンクミュージックを感じさせます。

だからお気に入りの曲なのかな。

ボヘミアンラプソディ 本当のネタバレ!

ここからは映画を観た後にご覧になることをおすすめします。

私もボヘミアンラプソディを見てからもっとクイーンに興味を持ち、調べたら映画では表現されなかった事実が出てきました。

エイズ発覚は1987年だった

映画ではエイズ検査で陽生だと知ったのは1985年のライブエイドの前となっていますが、実際には1987年。

メンバーへの告知は1989年だそう。

ライブエイドでのあの「さよならみんな。(ぼくはエイズだから)もう行かなくちゃ」で泣いた私の気持ちの行き場が…

まぁ私がそう勝手に想像して舞い上がってたのですがね。

映画としては時系列が逆になっている箇所があるみたいですが、ボヘミアンラプソディはドキュメンタリーではないので盛り上げるためにはありですね。

なのでライブエイド後もアルバムを出してますしライブも行ってます。

一番はじめにソロデビューしたのは…

映画ではフレディになっていますが、ソロデビューはロジャーだそうです。

解散の危機は実際にあったものの、ライブエイド前も勢力的にライブ活動を行なっていました。

なのでクイーンとしてもライブエイドはなんとか成功させてもう一度返り咲きたい気持ちはあったのですね。

実際にライブエイドでのクイーンの演奏は大成功でみんなの心をわしづかみでした。

フレディが日本でお忍びで通った場所とは?

実際にフレディは日本が大好きだったそうで、日本に来ては古伊万里などの骨董品を買いまくってたそう。

映画ではフレディが寂しくて夜中にメアリーに電話をかけるシーンで着物のようなガウンを羽織ってます。

これは日本好きなフレディの演出の一つでしょう。

そんな日本びいきなフレディが来日するたびに足を運んだ場所が新宿二丁目。

新宿二丁目はゲイの方達を中心にLGBTが集まる街。

一般の方はなかなか行かない場所なので、フレディが来ても目立たなかったのかと思いきや…

目撃者談だとオープントップの真っ赤なリンカーンコンチネンタル(この時点でみんな振り返る)にピッタピタのパンツ、そして素肌にガウン。

これステージ衣装じゃないですか?

毎回こんなスタイルでは無かったと思いますが、いくら東京でもこんな格好したイギリス人なんていないので目立ったと思います。笑

いいなぁ私もそんなフレディ見てみたかったなぁ。

フレディの最後

映画にもあるように最後はエイズという病で亡くなります。

最近ではあまり騒がれなくなったものの、70年代後半から80年代大流行し当時は政府あげての感染予防対策が叫ばれていました。

当初はエイズの知識も何もないのと、ウワサが一人歩きして性体験のある者はエイズに怯えました。

当時の私が持っていたエイズのイメージは「同性愛の人たち中心に広がる感染したら死ぬ得体の知れない病気」でした。

今では治療法も見つかり不治の病の印象は薄くなったエイズ。

フレディがエイズ陽性と知ったのは1987年ですが、そのだいぶ前からエイズの恐怖は感じていたのではないでしょうか。

ずいぶんやんちゃしてたみたいなので本人ももしかしてと思っていたはず。

でも療養に入ったその当時のフレディの写真を見るととても安らいだ顔をしてるんですよね。

やんちゃしていた時代もあったけどジムと言う最愛のパートナーを見つけ本当の自分に戻ったかのよう。

これはあくまでも私の主観ですが、最後フレディはとても気持ちも落ち着いて幸せだったのではないでしょうか。

もちろん死期が近いことは本人もわかっていたし恐怖もあったと思います。

でもやりつくした感はあったのかなと思います。

そう思いたい。

最後に

映画ボヘミアンラプソディを観て久しぶりに夢中になれる「クイーン」と出会い過去のアルバムを聴きまくってます。

その当時のレコードと違い彼らの声がすぐ隣で聴いてるかのような錯覚にもなる技術の進歩は素晴らしい。

そう、クイーンは結成から40年以上経っているのですよね。

そんなことを微塵も感じさせないバンドです。

ボヘミアンラプソディはかなりおすすめの映画ですが観た後は頭が「クイーン祭り」になるので覚悟して観てくださいね!

Tシャツや本まで買おうかと思ってるくらいクイーン沼にはまってます。はぁ。

2月19日現在で日本で2016年度の洋画No.1である「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(116.3億円)を超え、歴代興収21位に浮上!

 

 

 

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