京都には10回以上訪問しているじゅんです。
今回の旨いもん巡りは京都の今宮神社のあぶり餅です!
大人女子一泊2日お一人様の旅で京都に行ってきました。
友人に京都に行くなら今宮神社のあぶり餅が美味しいよと言われたのですが、あぶり餅。。。聞いたことなかったです。
あぶり餅とは?
あぶり餅(あぶりもち)は、きな粉をまぶした親指大の餅を竹串に刺し、炭火であぶったあとに白味噌のタレをぬった餅菓子、または串に刺してあぶったおかきや煎餅のこと。
京都市北区の今宮神社や同右京区嵯峨の清凉寺、石川県金沢市金沢五社の神明宮などにある、和菓子屋が知られる。
特に今宮神社の店は、平安時代頃からある日本最古の和菓子屋とされ、今宮神社参道で応仁の乱や飢饉のときに庶民に振る舞ったといういわれがある。
また、あぶり餅で使われる竹串は今宮神社に奉納された斎串(いぐし)であり、今宮神社で毎年4月の第2日曜に行われるやすらい祭の鬼の持つ花傘の下に入ると御利益があるのをたとえとし、食べることで病気・厄除けの御利益があるとされ、親しまれている。
そんな歴史深いスイーツだったなんて知りませんでした。スイーツなんて軽く言ってはいけないですね。1000年も前からですよ。流石の私も生まれてません。
そしてここ今宮神社は別名「玉の輿神社」と言われています。玉の輿の御守りも売ってました。婚活女子あつまれ!
日本最古の和菓子屋。一和。(正式名称は一文字和輔)
京都市営バス46系統「今宮神社前」から歩いて3分。
6月の梅雨の中休み。炎天下の京都です。まずは境内でお参りをしてから向かいます
境内を出て右手が「かざりや」左手が「一和」です
今回は「一和」にお邪魔しました。

こちらは右手にある「かざりや」。1637年創業。こちらも食べログで100名店に選ばれています。
この写真を見た友人がこんなに空いてるのを見たことがなくいつも混雑していると。
訪れたのは6月の終わりの平日月曜日の昼過ぎ。たしかにほかのお寺も空いていたのでいいオフシーズンの時期だったのでしょうか。
日本最古の和菓子屋 一和

境内を出て左手にある一和。日本最古の和菓子屋です。奥に座敷のテーブル席がありますが雰囲気のある軒先でいただきました。飛脚が目の前を走り抜けて行きそうでしょ。

赤い傘があるのが目印です。浴衣を着てここに座って写真撮りたいですね。

店内は扇風機のみ。至るところでブンブン回ってます。
まずはお茶が出てきます。「かざりや」と「一和」を食べ比べた友人曰くあぶり餅の味はほとんど同じでお茶の味が違うと言ってました。うーん。

メニューはあぶり餅のみの一本勝負。
きましたよあぶり餅。すぐ近くでお姉さんがスミであぶったあぶり餅がやってきました。
見た目は地味ですがこれが応仁の乱や飢餓でふるまわれたあぶり餅なのかと思うと♡ ロマンだわ。
きな粉をつけて香ばしく焼いた餅が甘い白みそだれと良く合います。想像してたより甘くない。お焦げが甘さを中和しているのでしょうか。
食感はシャキシャキした感じ。モチモチとは違う不思議な食感。
一皿¥500。あっという間に食べ終わりました。旨い。あと3皿はいける。

この日の京都は32℃の真夏日。いくら木陰と言えど暑い中スミを使うのは大変。
こうやって丁寧にあぶって愛情がこもってる分お餅も美味しかったです。
ごちそう様でした。
あぶり餅 一和 オススメポイント
- 食べる厄除けと言われるあぶり餅
- 情緒あるお店でゆっくりくつろげる
- 日本最古の和菓子屋でロマンを感られる
- あぶり餅食べながら玉の輿祈願
- 近くに世界遺産の上賀茂神社、金閣寺あり
一和 レビューは こちら
行きたーい!!日本人だもの、日本最古のスイーツ食べてみたいですよ!お店の佇まいもステキだな〜♡ 確かに浴衣着て軒先に座って、うちわ片手にあぶり餅いただいてみたいです。
ぜひ涼しい季節にどうぞ(≧∀≦)